米ABCニュースが匿名の米政府高官の話として伝えたところによると、イスラエルのミサイルがイランの施設を攻撃した。イラン国営テレビはエスファハーンで爆発があり、防空システムが作動し、テヘランやエスファハーンを含む複数の地域で飛行が停止されたと報じた。死傷者の報告はない。イランからの公式な反応もない。イスラエルは、先週土曜日にダマスカスのイラン領事館がイスラエルの攻撃とみられる攻撃を受け、高官が死亡したことを受けて、イランが同国にドローンとミサイルの集中砲火を浴びせたことを受け、対応を約束した。シリアとイラクでも爆発の報告がある。米国と欧州諸国は、イスラエルに対しイランの攻撃に反応しないよう求めていた。エスファハーンは戦略的に重要な都市とされ、軍事研究開発施設や基地など、いくつかの重要な施設がある。近くのナタンズ市には、イランの核濃縮施設の一つがある。イランの半国営ファルス通信はエスファハーン市上空で「爆発音」が聞こえたと伝え、民間航空機は金曜早朝、説明もなくイラン西部上空で飛行経路を変更し始めた。